生姜農家を始めてから、
生姜は、漢方薬の8割に入っているということを知りました。
漢方の世界では「ショウキョウ」と呼ばれ、
中枢抑制作用、解熱作用、鎮痛作用、抗痙攣作用、鎮咳作用、鎮吐作用など
様々な効用があるとされています。
漢方の原材料って、国内産は珍しく、
中国産に頼っているモノが多いそうです。
”日本は漢方の原料の大半を中国からの輸入に依存するが、中国の経済成長などに伴い調達コストが5年間で約2倍に上昇している。”
(日経新聞2015年8月13日)
生姜はどうなのでしょうか。
希少な野草よりかは、国内にもあるのでしょうけれど、
原材料としては、国内産が採用されていることは、ほとんどないようですね。
(参考)https://www.jstage.jst.go.jp/article/faruawpsj/51/6/51_546/_pdf
しかし、中国国内でも、漢方生薬への需要は高まっているということは、
人口の増加と共に、日本へ輸出できる量は減っていくのでは?
という心配をするのは私だけでしょうか。
KOTO農場の生姜は、農薬や除草剤不使用で育てており、
パウダー加工も可能です。
生薬の原材料にも、お問合せいただければ幸いです。